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<<   作成日時 : 2011/04/14 11:16   >>

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昭和30年代初頭。見合いで結婚したばかりの禎子は、勤務地の金沢へ旅立つ夫を見送る・・が、彼はそのまま戻っては来なかった。



極めてローカルでマイナーな調査によると(笑)
松本清張の作品にどっぷり浸かる年代にぎりぎり私も入ってるらしい?
・・でも実際には私とは縁のない作家だったので、
過去の映画やドラマも殆ど未見。
推理物(ミステリー)好きなのに不思議。
・・これって、一言で言うとモグリ?
・・と言う訳で、今回のこの作品、たまたまTV放送されたので見ました。

昭和30年代初頭、私がまだ生まれてない時代に興味津々。
お見合い結婚・・そう言えば、私が子供時代も、親戚や知人のお姉さんがお見合い後すぐに結婚したり・・そう言うの身近に多かったなあ・・
彼女達(彼達)の早い決心を促した物って何だったんだろう?いや、結婚てそんなにあっさりと決められるモノなの?
・・と、子供ながらに、訳も解らず余計なお世話的に考えた事があったのを思い出した。
そんな不思議な時代の更にちょこっと前の日本の時代は、男女の結びつきだけでなく、その背景色々が私には充分過ぎるくらいミステリアス。
一度も言った事のない金沢が更に時を遡ったその風景〜情景にも、暗く穏やかでない空気の中にも、何か当然な美しさも感じられてとても印象的だった。

物語は、終盤に真相がバタバタと”説明”されると言う、
とってもして欲しくない展開だったけど、
そんな風にしか作れない程原作は込み入ってるのかな?
原作はとても面白そう、って初めて清張に興味がわいたもんで。(^^ゞ

1つの変わりゆく時代の女性の物語としては共感出来る部分もあり、
それ以上に、その時代の女性として生まれていたら、私はどうだったろう?
・・と思いを馳せる部分もあり、色々と考えさせられる内容だった。

特に佐知子は、その向上心の強さが素晴らしいだけに、
その反動の様に小さな傷を自ら広げていってしまった顛末に胸つまされる。
久子も、彼女の世界には彼しかいなかったのか、
それ程の小さな世界でしか女性は生きられない時代だったのかと寂しい以上に悔しい気持ちも。
そして語り部となる禎子。
世間知らずのお嬢様で、そう言う所は一番私に近いタイプな気もしたが(ほんとです)
彼女への共感はその程度で(爆)逆に、真相を知り自分の幸せを守ろうとするのは当然でも、
佐知子や久子の気持ちを理解出来てる訳でもないだろうし、何だかキャラ的に痛いなぁ・・と言う印象だった。
この3人の中では(さっきも言ったけど)立場や性格的には自分に一番近いタイプだと思ったせいなのか余計に腹立たしい部分があった。(爆)

禎子の夫に関しては、
それまでの経緯から気持ちは解るし、優しい性格なんだなとは思ったけど、
大抵の場合、男の優しさなんて結局は身勝手な言い訳にしかならない場合が多いので(汗)
余計な事は考えず、潔く前だけ見て生きていけば良かったのに、って思うばかりで。
佐知子の夫に関しては、
うーん・・彼って結局何だったの?
どう言うキャラだったのかこの流れでは全くつかめず、
あの行動も、妻への想いなどにも繋がらず、全く唐突にしか見えず、物語から完全に浮いていた様に思えた。

女優陣・・
中谷は見た目は特別個性を感じないんだけど、
いったん演技に入り込むといつもとても惹きつけてくれる女優さんで、
今回もとても良かったと思う。
薄幸そうな見た目通りな役の木村も良かったけど、
どうも年齢がとても上に見えるので(何歳か知りません)
西島と一緒の図と言うのが、個人的にはあまり想像出来なかった。(すみません)
広末は、私はいつもあの無意味な甘ったるい声にヒイてしまうんだけど、
ついに慣れてしまったのか(爆)
今回は語り部であるにも関わらずさほど気にはならなかったし、
あの寒々しい場所においては、その透明感のある容貌がちょっとシアーシャちゃんにも見えたりなんかして(笑)
世間知らずの若妻と言う役には悪くなかったと思う。

あ、某みゆきの歌・・あれはちょっとねー・・
・・どうしてこんな鼻息の荒い歌を使ったのか意味が解らない。



(監・脚)犬童一心 (脚)中園健司 (原作)松本清張
(主)広末涼子 中谷美紀 木村多江 杉本哲太 鹿賀丈史 西島秀俊 崎本大海 野間口徹 黒田福美 市毛良枝 本田博太郎


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